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元気人登場

伊藤淳子さん(エイガアル社長)

伊藤淳子 背景田んぼ 200603.jpg
伊藤淳子さんはトレンドを先取りして走ってきた人という印象があります。インターネットにもいち早く取り組んできました。その伊藤さんが、いま農村や漁村を歩いて回り、アナログ世界を見直しているように見受けられます。 伊藤さんは、最近、中国古典の老子を思い切って意訳した「心が安まる老子」を出版しました。今日の余裕のない競争社会、ギスギスしがちなビジネス・パーソンの心に、少しでも安らぎとくつろぎを提供したいとの思いで新訳を工夫したそうです。 自然に枯れて寿命を全うしたいという伊藤さんのアンチエイジング・スタイルははたして・・・。


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アンチエイジングというと、どのようなイメージですか?

私の父方の祖母が昨年101歳で他界、母方の祖母が95歳で他界、両方ともおかげさまで大変長命な家系で大往生を迎えました。そういった元気で健康に天寿を全うするという生き方が憧れではある一方、元気なままというのではなく、徐々に徐々に、年齢にあった、しっとりと枯れて行くという生き方も憧れではあります。

長生き自体はしたいですか?

「美人薄命」という言葉がありますからね。微妙なところです。

ご自身は何か日ごろやってらっしゃるようなことはありますか?

周りに健康サプリメントなどを扱っているお友達もいて、その方からサンプルを頂戴したりしますが、そういったものを自ら買ったり、運動したりといったことはするタイプではありません。ジャバザハット(※スターウォーズに出てくるキャラクター)みたいな感じなんです。ただ最近、おかげさまで、仕事柄地域に出かける機会が増え、今年は五島列島や山形県白鷹町の地域ブランド作りをさせていただいることもあり、地域とのコミュニケーション、新潟の長岡や青森の板柳町などともだんだん広がっているという感じです。

五島列島と白鷹のことをご紹介、いただけますか?

白鷹町はもともと地域情報課の町のコンタルティングがきっかけでした。「おすそわけドットコム」という地域と都市を結ぶネットワークのはしりのようなものをプロデュースしました。その町では、「蔵人考(くろうどこう)」という日本酒を作るプロジェクトが元々あり、無農薬・合鴨農法の「さわのはな」という酒米ではなく普通米を使って日本酒をつくるというプロジェクトに途中から参加させていただいたりしています。地域と町の交流と言いながら、おいしい酒とおいしいものを食べ、東京では飲んで食って、山形では飲んで食って、というのが山形のプロジェクトです。

五島列島の方は、五島列島に小さな手作りの商品を作っているお母さんたちがたくさんいまして、例えばとりたてのお魚で無添加のかまぼこを作っていたり、五島列島は一家に1つといわれるぐらい「かんころもち」という、おいもで作った保存食がありますが、家によって味が違うんですね。こういったものを五島列島以外のみなさん、特に関東の方に知ってもらうためにはどうしたらいいか、といったものです。また、継続して行くためにはどうしたらいいかということを一緒に考えながら、行く度に海の幸や山の幸などいろいろなものを親切に頂戴したりしています。実際に五島列島というのは島ですが、かなり大きな島なので、海で取れるものもありますが、お芋などの山のものなど、バランスがとれている食生活をされているようです。地域に行くと地域の取れたの野菜などの食材を頂き、本当に健康的に体の機能が変わる感じがあります。

sake

常時は東京に住んでいても違う感じがするんですか?

そうですね。地域で食べるものというのは、添加物といったものが極めて少ないですね。ですから、逆に東京にいて、コンビニフードや外食の際に、甘味料や調味料などを舌で感じることがあります。尾篭な話ですが、地域に行って、地域のものを食べると、非常にお通じが良くなります。ごはんを食べた途端に繊維質で腸の働きが活性化されたり。デトックス効果を感じますね。体感してみるととても分かりやすいです。

自然環境に近いところに出かけたり、人と会うっていう意味は?

それが一番大きい魅力ですね。例えば、「東京的なビジネス」というのは目的やゴールを設定し、ある意味お金のために仕事をしていくような事業計画を作っていくわけですが、地域で食べるものを作っている方たちは、お金や生活のためということももちろんありますが、それが第一目標ではありません。おいしいものを作るために地道に土作りから始めたり、おいしいものを育てるために畑のケアをしたりと、みなさんが畑作りにプライドをかけて取り組んでいらっしゃるんです。そういった話を聞いていくと「ものを作る・食べる」ということの重要性を考える機会にもなりますし、食べ方についても、いろいろと考えながら食べるようになった事は確かです。

東京での生活にも影響を与えていると?

そうですね。とても影響を与えられています。まず、お米を食べるようになりました。正直なところ、以前はお米はほとんど家で食べる機会がありませんでした。どちらかというとパンが多く、1人暮らしということもあって、家で食べずに外食で済ませてしまうことがありました。ただ、お米を頂く機会が増え、頂くと食べなくてはいけないな、という思いから食べ始めたところ、お米の味にそれぞれ個性があることに気が付かされました。そうすると、だんだんお米が楽しくなってくると言うか、おいしくなり、毎日のようにお米を食べるようになりました。そして何年か前に、味噌を作りました。山形県の方で自家製の味噌を作っているというお店があります。通常、お店で売っている味噌は発酵が止まってしまっています。発酵を止めないと味が変わってしまうので、乳酸菌で止めてしまうらしいです。しかし、手作りの味噌というのは日々味が変わっていく。手作りの味噌を食べると、もちろんおいしいということもありますが、作る現場を知ったことで、食べることがより楽しくなりました。今では、私もかつおぶしを削ってだしを取るようになったり、お味噌汁を必ず作るようになったりヘルシーになっていきましたね。

今後の取り組み・ビジョンを伺いたいのですが。

昨年から農林水産省の食料・農業・農村政策審議会という、農業基本法に基づくさまざまな施策を審議する会の委員をやらせていただいています。農業や地域などに携わる方たちにいろいろと学ぶ事が多い中、私が出来ることでは、非常に大上段に構えて、日本と言う国をどういうふうにアンチエイジングしていくか。という点です。今、「日本」は病気、成人病になっている状態だと思っています。この日本を元気にするためには農業や食とを正面から考えいく。それから、そういった点を国の施策に反映させていくということが大切なことだと思っています。偉そうな事を言いながら、実際にはさまざまな地域に行っておいしいものを頂いて、おいしいものを食べて、幸せに生きて行く、ということが私なりのアンチエイジングかなと思っています。

伊藤淳子 小室さんと2ショット 200603.jpg
右は小室等さん(山形県白鷹町にて)

エイガアル http://www.a-girl.co.jp/
渋谷ではたらく女社長〜私が世界を変えていく!http://shibuya1.ameblo.jp/
おすそわけドットコム http://www.e-osusowake.com/
蔵人考 http://www.shirataka.or.jp/index_kurodo.html
さわのはな http://www.sawanohana.jp/


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